介護予防運動指導員の仕事

高齢者の健康を維持・増進するための指導

介護に関連する資格はかなり多く、専門性を持った資格が多くなっています。
介護予防運動指導員という資格も、専門性を持った資格で国家資格ではなく、東京都老人総合研究所の民間資格です。

どのような仕事をするのかというと、毎日の生活を健康的に、いきいきと過ごすことができるように、高齢者の方に指導、サポートを行う仕事です。
筋力向上トレーニング、歩行訓練などの運動訓練の指導、さらに誤嚥を防ぐための口腔訓練なども行います。

年齢を重ね一人暮らしする高齢者は、偏った食事によって体調を崩している方もいますので、栄養指導なども行います。
介護の専門知識と技術をしっかり持ち、なおかつ、栄養や運動機能の向上などの専門知識を持っていることを証明する資格として、注目されています。

資格取得方法

約5日間受講があり最終日にテストを行います。
45問を60分で解く試験です。
合格率などは公開されていませんが、5日間しっかり受講すれば9割合格するといわれている資格です。
受講されてから1年間は再受験できるので、もしも合格しないという場合でもまたチャレンジしましょう。

所定の講習を修了し認定を受け登録証を授与されることで資格を取得できるという資格ですが、講習の理解度などを確認する試験がありますし、医師、歯科医師、看護師などの資格保有者として実務経験が2年以上必要など条件があります。
介護者が多くなっているという日本において、こうした介護関連資格はこの先も需要が高くなっていくことが考えられます。
専門性があるという事はそれだけ需要があるという事にもつながりますので、その他の介護、福祉資格と共にこうした専門性のある資格を取得しておくことで就職などにも役立つでしょう。

どのような知識が必要となるのか

講習では運動機能、さらに口腔ケア、低栄養予防などについて幅広い知識を学ぶことになります。
パワーリハと呼ばれる筋力向上トレーニングが主軸となりますが、その他、口腔ケアや失禁予防、転倒予防などの知識、栄養の偏りなどによる低栄養を予防する知識、さらには統計学の講義なども(評価に必要となるため)行います。

筋力トレーニングは講習の中でもたくさんの時間を費やします。
実習時間だけでも10.5時間ありますし、自らマシンなどを利用し、筋力トレーニングを行いその効果、またどの筋肉をどのように利用するのかなどを実感する実習を行います。

こうした予防に対する知識や技術は、介護、福祉の現場で大いに役立つものとなります。
就活する際にも、こうした専門性の高い資格を保有していることが有利になっていきますので、取得を考えてみてはいかがでしょうか。