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認認介護について

老老介護と認認介護

介護の問題は深刻です。
その中でも問題となっているものの一つに老老介護と認認介護があります。

老老介護は名前の通り高齢者が高齢者を介護している状況です。
高齢化社会を迎え平均寿命が延びたことによって配偶者や両親などの介護を高齢者が行うことが増えています。

さらに認認介護は認知症の人が認知症の人の介護をしている状況です。
ほかにも病病介護などもあり深刻となっています。

認認介護が起こる理由

認知症の人が認知症の人の介護をするのは不可能と思われがちです。
それでもこのような状況が起こるのはなぜでしょう。

これは核家族化が進んだことによって高齢者のみで生活している家庭が増えていることが要因です。
高齢者のみ2人で生活している家も多く、そういった家庭では近くに面倒を見てくれる家族がいないと自分たちで面倒を見ることになってしまいます。

もう一つは日本の認知症の診断基準も理由としてあるものです。
日本の認知症の診断はとても優れており、他国に比べると認知症と診断されている人はとても多くなっています。
そのため、認認介護が増えている要因でもあるのです。

認認介護によって起こるトラブル

認認介護ではやはりトラブルも多く起こっています。
例えば、認知症になっていると認知症によって相手の状況を理解できないこともありますし、自分自身の状況を認知できないことも少なくありません。
そのため、自分が体調不良になっていることに気付かず介護をしていて突然調子を崩したり、命を落としたりすることもあるのです。

また、認知症によって頓服薬の飲み忘れ、火の不始末、食事管理の不徹底といったことも起こる可能性があります。
それだけでなく、最近は介護のストレスから虐待をしたり、続く介護の負担からカッとなって介護している家族を負傷させてしまう事件もあるほどです。

認認介護を防ぐためには

認認介護を防ぐためには、まずはできるだけ認知症を予防することです。
自分自身で早いうちから食事に気を付けたり、日常生活で認知症を予防するための脳のトレーニングをしておくことでも違ってきます。

また、家族や自分自身が認知症に早く気付くことも大切なのです。
自分自身でも何か異変を感じたり、家族からもそういったことが言われるようになったりしたら早いうちから対策をして認認介護の状態にならないように配慮をしましょう。

ほかにも地域の人たちの見守りも大切です。
認認介護の状態になってもできるだけ周囲からサポートを受けてトラブルが起きにくい体制を作っていくことも必要になります。
必要によっては施設に入所することを検討したり、介護サービスを受けるようにしたりすることも有効でなのです。