愚痴を聞くテクニック

介護は上手にストレス発散を

介護は毎日続くものですし、どのくらいの期間続くかわからないものでもあります。
また、多くの人が介護を必要とした状態から状態は良くなるよりも悪化するものです。
介護をしていてやりがいを感じられない、精神的にダメージを受けるということもよくあります。

そこで、介護を続けていくためには介護の中で出てくるストレスをうまく発散することが大切です。
中でも誰かに介護の愚痴を聞いてもらえるのはスッキリしやすいですし、効果も大きくあります。

ただ、愚痴を言うことは愚痴を言ったことや相手に愚痴を聞かせたことによって逆にストレスとなってしまうことも少なくないです。
相手が上手くストレス発散するための愚痴の聞き方にはコツがあります。

元気になれる愚痴の言い方

自分が介護の愚痴を聞く、という立場の場合にはオープンエアの場所を選んで話をするのがおすすめです。
夜、お酒を飲みながら愚痴を言うことも多いですが、そういった場所は暗くて閉鎖的であるために愚痴が出やすいですし、何倍にも増長させる傾向があります。

そこで、日中の明るい時間、自然に触れながら話すようにすると愚痴を言っているだけですっきりしやすく、気持ちが切り替わりやすいです。
外の方が人目を気にせず話せるという点もメリットとしてあります。

次に、愚痴が出てきている時には否定をされたいわけではありません。
多くの人は言うことによってすっきりしますし、また介護を頑張ろうと気持ちが切り替えられたり、取り組み方を変えたりといったことができるものです。

そこで、愚痴を聞いている時には基本的には相手の言葉に同調するようにします。
否定をして「それはおかしい」と伝えたり、話を遮ったりすると愚痴を増長する原因です。
多くの場合には話しながら本人も気持ちが落ち着いてきますから、基本的には話を聞くことに徹しましょう。

もしも何かアドバイスを伝えたいと思っても、最初から否定語を言うのは避けるべきです。
まずは頑張っていること、つらいことに同調すること、そして伝える言葉も段提携ではなく提案というカタチで柔らかく伝えると相手に伝わりやすいですし、ストレスフルにならずに相手も聞き入れてくれます。

愚痴を言いやすい相手というのはタイプがあるものです。
多くの場合、話を否定せずに聞いてくれる人、適切なアドバイスをくれる人は愚痴を伝えやすい人といえます。

もしも相手が自分に愚痴を聞いてほしいという態度を見せてきた場合には、自分の意見を伝えることよりも、まずは相手の愚痴を聞いてあげようという心構えをすることが大切です。
話しやすい環境を作って聞いてあげることで相手も介護のストレスを発散させ、帰宅後の介護に励みやすくなります。
アドバイスをするよりも受容することを念頭に置いて話を聞くようにしましょう。